EQ(感情知性)を育てることで、個も組織も強くなる
EQとは、**Emotional Intelligence Quotient(感情知能)**の略。感情を「感じる」「理解する」「活かす」能力のことを指します。
高いEQを持つ人は、ストレス下でも冷静に判断し、周囲と良好な関係を築きながら成果を出すことができます。
一般的に「IQ(知能指数)」が “問題を解く力” だとすれば、「EQ(感情知性)」は “人と向き合う力” と言えます。
IQが高いだけでは、変化の多い時代をうまく乗り越えられません。感情を理解し、自分を整え、他者と協働する力 ―
この“EQ”こそが、これからのリーダーや組織に求められる新しい知性です。
組織の課題の多くは、スキルや制度の問題ではなく、「感情のマネジメント」と「コミュニケーションの質」にあります。
感情を理解し、整え、伝える力 ― それが、これからの組織に欠かせない“EQ(感情知性)”です。
リモート化・価値観の多様化・スピード変化の中で、「論理」だけでは人も組織も動かせなくなっています。
そんな時代に必要なのは、“心の知性=EQ”。
判断がブレず、冷静に対応できるようになる。
例)突然のトラブルやクレームにも感情的にならず、状況を客観的に整理して最適解を出せる。
→ EQが高い人ほど「感情に流されず思考できる力」が育ちます。
チームのコミュニケーションが柔らかくなる。
例)相手の感情の背景を察し、言葉を選べるようになることで、会話がスムーズに。
→ 不満や誤解が減り、自然と“心理的安全性”が高まります。
ミスや失敗の後も、立て直しが早くなる。
例)落ち込む時間が短くなり、「次はこうしてみよう」と前を向けるようになる。
→ EQが高い人は“感情の立て直し=レジリエンス”を自然に行っています。
人の違いを受け入れ、チームの多様性が力になる。
例)価値観の違うメンバーに苛立つのではなく、「この人はこう考えるのか」と理解できる。
→ EQが「他者理解」と「協働力」を高め、チームの創造性を生み出します。
変化に動じず、柔軟に前へ進めるようになる。
例)異動・方針転換・環境の変化が起きても、感情を整え自分の軸を保てる。
→ EQが“内側の安定”を支えることで、変化をチャンスに変える力が生まれます。
私たちは、EQを“学ぶ”ではなく、“使える力”として定着させることを目的としています。
研修や面談の中で、「感情 → 思考 → 行動」 のつながりを整理し、自分を整える習慣を育てる。
EQをベースに、レジリエンス(しなやかに立ち直る力)とキャリア支援を組み合わせ、一人ひとりの「働く力」「関わる力」「続ける力」を育てます。
レジリエンス×キャリア支援プログラム(個人・法人)
EQ診断・組織分析
EQ×1on1マネジメント研修
レジリエンス・マスター養成講座(年間コース)
感情を整え、ストレスに強くなる
相手の立場を理解し、対話がスムーズになる
チームの雰囲気が明るく、心理的安全性が高まる
判断や対応が落ち着き、成果の再現性が上がる
“人が活きる組織”が自然と育つ
EQが根づくことで、働く一人ひとりが自分の感情に正直になり、チームは「安心して意見を交わせる関係」に変わります。
その結果、個人の成長が組織の成長につながる——
“人が活きる組織”は、感情を大切にするところから始まります。
“EQを身につける”ことは、感情を上手に扱うための手段であり、
“レジリエンスを育てる”ことは、その力を日常の中で活かすこと。
Maplyキャリアブリッジでは、EQをベースにしたレジリエンス支援を通して、
一人ひとりが「自分を大切にしながら、しなやかに働き続ける力」を育てるお手伝いをしています。
それは、感情を抑えることではなく、
「自分の心と上手に付き合いながら、前へ進む力」を整えること。
人が活きる組織づくりも、まずは一人ひとりの“内側の安定”から始まります。
レジリエンスやキャリアに関するお悩み、企業向け研修・人材育成についてなど、どんなご相談でも、こちらからお気軽にお問合せいただけます。